あまり釣り道具でリピート購入はしないのですが、今回紹介する【Mazume スパイクシューズ】はかなりお気に入りなので自信をもって紹介しちゃいます!
正直この靴を履いたら他の磯靴を買う気になれません!
そのくらいお気に入りの一足です♪
はじめに
磯靴の靴底には大まかに分けてフェルト・フェルトスパイク・スパイクの3種類になります。
それぞれメリットを簡単に説明するとこんな感じです。
【フェルト】
テトラポットや大きな一枚岩のように、少しツルっとした場所におススメ。
【スパイク】
濡れた磯や海苔なんかの海藻がついた磯、ゴツゴツした磯におススメ。
【フェルトスパイク】
フェルトからスパイクのピンがでている、比較的オールラウンドにはけるタイプ
僕のホームグラウンドの地磯では一枚岩があったり、年間通して濡れている場所があったりするので一番適してそうなのはフェルトスパイクだと思ってます。
ではなぜ僕がスパイクを買うかというと、フカセ釣りもするから。
フカセ釣りは集魚剤にオキアミを混ぜた物をバンバン撒きます。
この撒きエサがフェルトに入り込むと洗っても中々取れず、車の中に入れっぱなしにしておいたりすると車の中の匂いが大惨事になってしまいます。
そんな理由からスパイクタイプを選択していますが、釣りに行く頻度が高いのでスパイクがすぐにチビてしまうのがネックでした。
そこで当時迷った挙句、選択したのが「従来のステンレスピンの2倍の強度があるタングステンピン採用」と謳い文句だった【Mazume スパイクシューズ】でした。
購入時はスパイクのピンがどの程度持ってくれるか不安…
5年間履いた結果
そして5年間履きまくったシューズ。
ずいぶん履きこんだせいで、結構ボロボロ。さすがにアッパーの小指付近が破れそうになってます。
アウトソールとミッドソールがはがれ始めてきてしまいました…
しかし5年間履きこんでもピンの山は残ってます!!
これは結構脅威的なことだと思います!!
通常、磯靴のステンレスピンは半年~1年くらい、早いものでは数回の使用でダメになってしまいます。
みなさんもご自身の靴で思い返して頂きたいのですが、ふつう靴はアッパーより先にアウトソールがダメになってしまう物ですがこのシューズはアッパーの方がダメになってしまいました。
これは接着剤や、生地の耐久性の限界だと思います。
メーカーおススメポイントと個人的な感想
おススメポイント①
- タングステンピン
これがメーカー最大のセールスポイントだと思います。
お高めのメタルジグなんかに使われているタングステン素材。
なんとなく重い素材としかイメージがなかったんですが、メーカーであるMazumeからは『従来のステンレスピンより2倍強の硬度で摩耗を軽減』との謳い文句。

なるほどこれは実際に使ってみて納得!!
体感では2倍どころの耐久性ではないと思います。
ススメポイント②
- シームレスアッパー

シームレスを日本語に直すと≪縫い目がない≫ということです。
近年ランニングシューズをはじめとしたスポーツシューズもシームレスタイプが主流になってきてます。
縫い目がないメリットは縫製部分が足に当たる事がないので、靴擦れが軽減されます。
実際この靴は履き始めから靴擦れになった事がありません。
ストレスフリーで釣りに集中できるのはありがたいです!
おススメポイント③
- キャラバンの足型
【キャラバン】とうブランドは登山をされない方にはあまり耳なじみがないかもしれません。
海外の登山メーカーから出ている靴の足型は欧米人向けに作られていて、幅が狭く縦長の足型が多く使われる中、キャラバンは日本人に向け、幅広・甲高の足型で靴を制作しています。
足型は日本人向けの幅広・甲高設計だけあって、足に余計な負担がかからず長時間でも問題なく履いておけます。
※補足※
サイズですがメーカーの公式は下記の通りです。
M:25~25.5cm
L:26.0~26.5cm
LL:27.0~27.5cm
3L:28.0cm
僕は通常ニューバランスだと26cm~26.5、ナイキ、アディダスだと27cm、コンバース26.5cmを履いているので、L(26~26.5cm)を購入しました。
僕の足は比較的幅広の典型的な日本人型の足型ですが、足の幅でフィッティングすると、つま先には1.5~2cmほど余裕ができます。
少し話がそれてしまいますが、靴は捨て寸と言って、つま先に余裕が持たせてあり余裕があって良いのです。
登山靴などがハイカットにしてある理由は、下りの時に足の甲からスネにかけて靴全体で足を固定し、靴の中で足が前ズレして、つま先が靴の中に当たらないためにハイカットにしてあります。
そんな理由から靴の幅に合わせてLサイズをチョイスしてます。
個人的なメーカーへ要望
- ヒモが長い
多少気になる程度だし、短いよりいいと思いますが…
なんでこんなにヒモを長くしたんだろう??
- 防水タイプのラインナップ
メーカーは水抜けがいいのが特徴として謳っていますが、よくYouTubeで見るウェットスーツを着用しヒラスズキを狙うような足場の低い磯では、水抜けがいいのは武器かもしれません。
しかし僕の通う地磯は足場が高く、波をかぶる様な場所まで降りて釣りができない場所では防水の方がありがたいです。
まとめ
一般的な磯靴に比べると多少高価になってしまいますが、長いスパンで考えればコスパは非常に高いと思います♪
かなりの人気商品で頻繁に在庫切れになっています。
磯靴を検討されている方は在庫のある内に是非お試しになってみてください。
リピーターになってしまう事うけあいです!