長尾鼻正面のポイント紹介です。
正面は僕が知る限り過去最大122cmのヒラマサが釣れたのは今回紹介する正面のポイントです。

正面の階段を降りて東側から順番に紹介をしていきます!
※途中、滑りやすい岩がありますのでご注意を!!
大石~大切石
青物中心に人気のポイントで、長尾鼻でも1番人気だと思います。
大石(オオイシ)

初めて青物を狙うなら大石が断然おススメです!
ルアーでは青物全般からヒラメ、コチ、ホウボウなんかの底物。
エサ釣りでもグレ、真鯛となんでもこいのポイントです!
大石は『大石東』『大石中』『大石西』と3か所に分かれていています。
大石は長尾鼻のほぼ先端に位置している上、どこも海底が岩礁帯に隣接した砂地で、根がかりの心配がありません!
さらに足場が低くなっていて非常に取り込みしやすいポイントです!
大石には海の水が入ってくる天然のプールがありますので、釣れた魚をストリンガーに繋いで生かしておく事が出来ます。
真夏に釣ったヒラマサなんかもストリンガーに繋いでおけば半日は充分生かしておけますのでクラーボックスは車に積んでおいて、上がる時にシメて帰ればいいと思います!
大切り石(オオギリイシ)

波が高い時でも比較的竿が出せる事ができるポイントですが、足場が斜めになっているので長時間立ってると疲れます…
底は岩礁帯ですが、そこまで根が激しくないので比較的根がかりしにくいです。
夜は大き目のアジが釣れますし、アコウなんかを狙うにはちょうどいいかもしれません!
場所が狭いので、釣りが出来るのは2人までかと。
平床~小切石
階段を降りて東側を見ると、たぶん一番先に目に入ってきます。
釣れそうな雰囲気はあるんですが、実は結構攻略が難しいポイントです。
平床(ヒラドコ)

攻略が難しいと書きましたが、122cmのヒラマサが釣れたのがこの『平床』です!
『平床』は竿を出すのに足場のいい岩が2つあります。
さらに取り込みをする時は東側の岩が斜めになっていてずり上げしやすいですが、海底の根は複雑で根がかり上等で行かないと特にジグは何個あっても足りないと思います。
※比較的波が上がりやすく滑りやすい岩なので釣行の際は要注意です!!
切石(キリイシ)

『平床』同様、海底の根が厳しいポイントです。
『平床』と『切り石』の間に大きな割れ目があり、割れ目が海の中まで続いていて、この割れ目をうまく通す事ができれば、アオリイカ・マルスズキ・ヒラスズキが良く釣れ個人的には結構好きなポイントです!
波がなければ、海中の瀬がどうなっているのかチェックしてみると釣果アップに繋がると思います!
小切石(コギリイシ)

『小切石』から『坂ノ下』の中間、沖に60~80m位の場所に大きな岩礁があり、沖の岩礁帯あたりでマルスズキが良く釣れます!
ただ調子に乗ってジグを投げていると根がかりしてしまいます…
また手前の湾洞ではアオリが良く釣れます。
坂ノ下
坂ノ下はどのポイントも割と一発の大きい波がくるポイントで、昨年も2人波にさらわれる事故が発生してます。(幸い無事でした)
※初めての方は波が高い時には降りない方が無難だと思います。
坂ノ下中の島(サカノシタナカノシマ)
こちらは沖に80m程の位置に少し高い瀬があり、瀬を越すくらいキャストするとヒラマサ、ハマチが食ってくる事がよくあります。
足場も低く、波がある時は釣り座に立つ事が出来ませんが波が低い時は非常に取り込みやすいポイントです。
坂ノ下本場(サカノシタホンバ)

昨年ヒラマサを7匹釣った時に雑誌の取材を受けた事があり、個人的には思い入れがあるポイントです!
こちらも足場が低く取り込みしやすいですが、ヒラマサは磯際の根に走られる事が多く、ちょっとコツがいります。
坂ノ下クジ飼(サカノシタクジカイ)

これより西は岩場を一度上まで登らないと降りれませんので、正面のポイントでは一番西側の釣り座です。
実績も高く、真鯛やグレといった釣果を耳にするんですが、スミマセン僕自身あまりこのポイントに降りないので詳しい事が言えないです…
まとめ
正面のポイントはやはり長尾鼻でも一番先端だけあって青物や尾長グレを中心とした回遊性の高い魚種が狙い目です!
今回紹介した『平床』~『坂ノ下クジ飼』までは根が厳しく、根がかりを覚悟して大物を狙ってみてはいかがでしょうか!?
正面の階段を上がるのは本当にシンドイですが、是非降りてみて下さい!