皆さん”県魚”という言葉ご存じでしょうか?
”県魚”とは各県のシンボルとなる魚や海産物を”県魚”として各都道府県で決めています。
皆さんがピンときやすい所だと、山口のフグ、高知のカツオなんかが有名ですね。
僕の住む鳥取県は現在県魚が白いか、松葉ガニ、岩ガキなど総勢20種類!!
メチャクチャ多いですね!!Σ(゚∀゚ノ)ノ
でも2022年6月まで鳥取県の県魚は『ヒラメ』1種類でした。
鳥取県でヒラメってちょっと意外ですが、鳥取県は砂地が多いためか、古くから地引網や刺し網、一本釣りでヒラメを捕獲してきた歴史があり、今でも栽培漁業の中心となっている魚らしいです。
何故こんな話を突然するかというと、最近ヒラメがバンバン釣れているというありがたい情報をゲットしたからです(* ̄m ̄)
ボウズ当たり前の釣りにおいて、100%近い釣果が期待できるなんて事が本当にあるのか半信半疑で狙いに行ってきました!
今回の釣り座はこちら⬇︎

天気
釣行日 | 8月13日 |
天気 | 曇り |
波高 | 0.5m |
風 | 南西 |
気温 | 26℃ |
潮 | 大潮 |
ヒラメ釣りは難しい
船から狙うならともかく、ショアからのヒラメ釣りってすごく難しいんです。
エサでフカセ釣りの様に撒き餌で魚を寄せるわけでもなく、青物の様に回遊待ちをする訳でもない。
しかもエサは活きがよくないと釣れない。
一時期僕もルアーで狙った事がありますが釣果を出せるのは、体感で5%程度ではないでしょうか。
つまり20回行って1回釣れるかどうか。
何がそんなに難しいかというと、やはりヒラメのいる場所を特定する事だと思います。
でも今回はヒラメのいる場所が特定できているので釣れたも同然!!
なはず。
釣り方は『落し込み釣り』
カッコつけて『落し込み釣り』なんて言ってますが、やっている事はサビキ釣りとさほど変わらず、アジが溜まっている場所にアジを針にかけてそのまま泳がせておくといういたってシンプルな物。
この釣りのいい所は、ヒラメ以外にもスズキ・アコウ・ヒラマサ・カンパチなんかのフィッシュイーターが釣れるところ。
タナは仕掛けを流していくと時折ウキが倒れるくらい底ギリギリ。
あとはエサとなるアジまかせの釣り。
エサのアジ君の猛アピールに期待です。
8月の長尾鼻は結構ガラガラ
当日は夜明け前の暗い時間帯に駐車場に着くと、気温の高さもあり釣り人はほとんどいなかったです。
クモの巣をかき分けながら釣り場につくと徐々に夜が明けはじめ、いかにも釣れそうな良い感じの雰囲気なので、急いで準備をして早速投げてみる。
初めての釣り方なのでイマイチ勝手がわかりませんが、とりあえず海底の砂地と磯が入り混じったようなポイントを攻めてみました!

”ヒラメ40”
普通のウキ釣りはウキが沈むのをドキドキしながら待ちますが、今回の釣りはウキが上がってこないようにドキドキしながら待つ釣り。
ヒラメは青物と違い一発で捕食せず、一度食いつきエサが弱ってから飲み込む修正があるそうで、昔から”ヒラメ40”といって『アタリから40秒数えてから合わせなさい。』と言われています。
僕も心の中ではアジが暴れてウキが沈むたびに『(ウキが)上がってくるな!』と願ってました(笑)
そして何投目かでウキが着水と同時に海の中に沈む。
ドキドキしながらウキが沈んだ場所をじっと見つめ、心の中で40秒数えてみる。
念のためさらに10秒くらい待ってからアワセると
おぉ~!!
アジだけの重さじゃない!
引きからして完全にヒラメの引き。

釣れてくれました!!
40cm位であまり大きくないけど、ショアから狙って釣れたヒラメは嬉しい♪
一匹釣れた事で何となくこの釣りのコツも掴めた感じがする♪
釣れる感覚さえ掴んでしまえばあとは同じような場所やタナを狙うだけ。
しかしヒラメは個体数が多くない魚なので続けざまにヒットとはいかない。
気温が上がる前に帰ろっかなー
なんて考えていると同じような状況でまたウキが沈み、もう一匹ゲット!!

全く同じサイズ…
この日は結局ヒラメ2匹で終了。
狙ったターゲットを狙い通り釣る事ができるのは嬉しいですね!
特にヒラメの様に個体数の少ないターゲットだと嬉しさもひとしおです。
余談ですが、8月中だけでヒラメを9匹つる事ができました♪
9匹が多いか少ないかの判断は皆さん違うと思いますが、個人的には十分満足いく結果でした。
しかし同じ釣り仲間は8月中だけで16枚釣った猛者がいました!!Σ(゚∀゚ノ)ノ
真夏の日中は暑すぎてとても釣りをする気になれませんが、朝一だけの釣りでこれだけ釣果が出せれば十分かなと思います。
来年からは夏場の定番の釣りにしたいと思います♪