本記事で紹介するのは鳥取県のほぼ中央に位置する橋津川河口のポイント。
鳥取県中部には大きな釣具屋さんがなく、あまり情報は出てきませんが、ハッキリ言って鳥取県の釣り場の中でもトップ3に入るくらい激熱ポイント!
2kmほど上流に行くと”東郷池”という周囲12kmほどの汽水湖があり、湖底から温泉が湧いているという全国的にも珍しい池。
この東郷池には、淡水に生息するフナ、コイ。汽水で生息するセイゴ、シラウオ。さらには海水で生息するコノシロなども混じる非常に豊かな湖です。
橋津川はその東郷池の水がダイレクトに流れてくるだけあってベイトである小魚の量が他の川とは桁違い!
この橋津川河口でおススメの釣り方はルアーフィッシング。
特にこれからルアーフィッシングを始めてみたい。
ルアーフィッシングを始めたばかりで、まだ魚を釣った事がない…
という方におススメです。
僕も初心者の頃はこの釣り場で随分自信をつけさせてもらいました♪
アクセス
周辺情報
【トイレ】有り
【自動販売機】有り
【コンビニ】車で5~10分程度
【釣具屋】車で2~3分
加藤釣具店
0858-35-4535
※閉まっている事もあるので、電話してから来店する事をおススメします。
橋津漁港

橋津川の東側に位置する橋津漁港は規模は小さいですが、6月~10月頃まで豆アジのサビキ釣り等のファミリーフィッシングで賑わいます。

写真の手前は足場が低く、水深は2m程でファミリーフィッシングにはおススメです。
堤防外側のテトラから時期によって30~40cmオーバーの大型のアジが釣れますが、釣れる時期と時間帯が限られていますので、釣果を上げるには情報収集してから釣行する事をおススメします。
東側波止先端のテトラ
※橋津漁港のテトラは1個1個が大きく非常に危険です!
ビギナーの方にはおススメしません。
西側波止

川沿いに約300m伸びる西側波止。
波止の足元にはテトラが入れてあるのでルアーフィッシングや遠投する様な釣りはできますが、子供連れのサビキ釣りの様なファミリーフィッシングには、やはり足場の良い東側の漁港内の方がいいと思います。
有望ポイントはやはり先端付近の方が釣果が期待できますが、ベイトが居着く場所がシーズンによって変わりますので、どこからでもチャンスはあります!
水深は潮の流れによって結構変化するので一概には言えませんがざっくり5~10m程度です。

西側のテトラではヒラマサ・ハマチ・サワラといった青物。
私が釣った訳ではなく恐縮ですが、ブリクラスが釣れているのを目撃した事もあります。
またヒラメ・マゴチのフラットフィッシュ。
さらにテトラには居ついたヒラスズキ・チヌがいますし、産卵の時期(12月~1月)には東郷池にいたマルスズキが産卵のため大量に出てきます。
基本的には外側が有望ですが、時には川側でしか釣れないなんて事も。
橋津川の600~700m上流に水門がありますが、青物をはじめとするフィッシュイーター達は水門のあたりまでは余裕で入ってきます。
おススメ魚種
ルアー
ハマチ
西側波止では海側・川側どちらからも有望です。
よく釣れる時期は5~7月頃と11~12月。
12月は波が高い日が多くなるので、おススメは6月。
フラットフィッシュ
西側波止の先端にアジが居つく事が多々ありますので、狙い目はやはり西側波止の先端。
しかしベイトがキスやコノシロ、コッパグレなんかに変わる事もありますので、先端以外でも充分期待できます。
エサ釣り
アジ
春先には大型のアジが狙えます。
3月に入ればそれなりに脂が乗ってくるのでおススメ!
特に梅雨時期のアジは美味しいですね♪
チヌ
通年フカセ釣りで狙えますが、数を釣るには11~12月頃がベストシーズン。
大型を狙うなら3月ののっこみシーズンがおススメ。
まとめ
今回紹介したおススメの魚種以外でも、アカビラ・サヨリ・カマス・グレ・カサゴetc…
鳥取で釣れる魚のほとんどがこの橋津川河口で釣れると思います♪
個人的に難しいと思うのは春アオリくらいじゃないでしょうか。
前途のように鳥取県内でもかなり魚影の濃い釣り場ですが、危険なシーズンや場所があります。
安全には十分気を付けて釣りを楽しんで下さい!