船磯漁港の一番の特徴は、長尾鼻東側の付け根にあり特に北風や北西の風が強くなる冬場でも釣りを楽しむことができる漁港です。
大型の漁港とまではいきませんが、比較的規模が大きく水深もあるので魚のストックも豊富です。
アクセス

周辺情報
【トイレ】なし
【自動販売機】有り
【コンビニ】車で5分程度
【釣具屋】車で5分程度
山内釣具店
0857-85-0653
※閉まっている事もあるので、電話してから来店する事をおススメします。
※鳥取方面へ車で10程のコメリ宝木店でもエサや簡単な釣具があります。
新港
東波止①
東波止①は車を横付けで釣りができるポイントで足場も1mほどなので、子供を釣れたファミリーフィッシングにおススメ。
中央付近に時期により大型の起重機が止まっていて朝夕はこの起重機の影に比較的豆アジがついてます。
この東側波止①で釣りをするなら起重機周り、東側波止①と東側波止②の間のコーナーにアジが溜まっている事が多いです。
足元では豆アジ、遠投サビキで中・大型のアジを狙う事ができます。
また東側波止①の外側はほぼ冬限定になってしまいますが、スズキがよく釣れるポイントです。
東側波止①の外側堤防は足場が高く、階段もないので外側に向かって釣りをするには脚立をもっていく事をおススメします。
東側波止②
東側波止②は東側波止①に比べると足場が少し高くなりますが、時期によって大型のアジが回遊してくる事があります。
東波止②は写真のように真正面にカキイカダが常設してあり遠投はできません。
イカダ周りにはアジが溜まっている事がありますが、カキイカダのロープが堤防から伸びているのでロープに針をひっかけてしまわないように注意が必要です。
東波止②のデベソは内側か先端がおススメ。
外側はカマス、アカビラなんかのフィッシュイーターが釣れる事がありますが、内側でも充分つれるので、あえて外側で釣りをする必要もないと思います。
東波止②の先端付近にある灯台の根本で外側に向け、ほんの一部分(乗れても2~3人程度)、釣りをする事ができるスペースがあります。
外側はサゴシ・ハマチなどの青物を中心に釣ることができるので、ジグやルアーを使って釣りをするなら東波止②の外側が一番有望です。
外側で釣りをするには、↑の画像だとわかりにくいですが足場が5mほどあり比較的高いので注意してください。
また東波止②の先端のテトラは大型の丸いテトラで乗る事もできますが、一つ一つが大きいのでテトラの上での釣りはおススメしません。
中波止
中波止は先端、先端付近の堤防内側が魚影の濃いポイントになっています。
中波止の先端には石が沈めてあり、比較的カサゴやメバルなんかの根魚も釣れますが正直あまり大きいサイズは見込めません。
こちらも東波止②のデベソ同様、外側は潮通しが良過ぎて魚が溜まる場所がないのかあまり釣果は望めません。
旧港
港内
旧港は水深が浅いですが、アジは釣れます。
水深が浅いと様々なメリットがあり、サビキ釣りでは撒き餌が少なくてもよいですし、アジングでもレンジをシビアに考える必要がなくなります。
なにより釣り人が少ないのでのんびり釣りを楽しむことができます。
ポイントは停泊している船のすぐ横がイチオシ。
西波止
西波止の外側テトラは四角のテトラで非常に足場が不安定で危険です。
外海に面してますが、水深が浅い上に海藻が多く根がかりが多発してしまうので、このテトラに乗ってまで釣りをするメリットは少ないように感じます。
内側は足場の低い釣り場で釣りやすいです。
しかし、もろに潮の通り道で朝夕マズメ時の一瞬しか釣れないイメージがあり個人的にはあまり好んでいく事はないです。
僕が行かないだけで、とんでもない大物が釣れたりするのかもしれませんが(笑)
おススメ魚種
ルアー
サゴシ
少し足場が高いですが、東波止②の外側から狙うのが有望です。
おススメの時期は4月~12月の期間はよく釣れます。特に12月のサゴシはサワラが混じりはじめ脂が乗って非常に美味しいです!
エサ釣り
アジ
エサで狙うなら断然アジがおススメ。
他の漁港と比較すると、1サイズ~2サイズ大型のアジが狙えます。
時期によって釣果が大きく変わるので釣具屋さんや、現地の釣り人から事前の情報収集をしておく事をおススメします。
まとめ
11月から2月頃まで北西の風が吹き荒れる鳥取県において、風に左右されず釣りを楽しむ事ができるのは大きなメリットです。
厳冬期以外、常時アジが居着いているのでアジを狙ってヒラメなんかのフィッシュイーターが港内で釣れる事もしばしば。
船磯漁港は実績充分ですが鳥取市内から少し距離があるので人がいっぱいで釣りができない事はないと思います。
漁師の方も船に乗って港内からエサになるアジを釣ってらっしゃる事もあるので、くれぐれも邪魔にならないように釣りを楽しみましょう♪