夜釣りのアジングやエギングでの好ポイントとなるのは『潮通しが良い場所』『常夜灯の下』などありますが、好ポイントというのは先行者がいてどこも入る事すら難しい。
結局イマイチなポイント釣りをして結局ボウズなんていう事もザラ…
私の経験上、夜釣りでは『常夜灯の下』に先行者がいる事は多々ありますが、意外と『潮通しが良い場所』は空いている事はよくあります。
そんな時に自分で『潮通しが良い場所』に『常夜灯』を持ってきて釣れるポイントを作ってしまえばいいんです!
常夜灯をもってくる??
何を言ってるんだとお思いかもしれませんが、実はそんな大げさな事はありません。
イメージはイカ釣り漁船。
要は今回紹介する投光器・集魚灯を使ってベイトとなるプランクトンや小魚を寄せてしまおうという事です♪
※注)地域や場所によっては投光器・集魚灯が使用禁止の場所もありますので、各都道府県の水産関係部署をかくにんしてみて下さい。ちなみに私の住む鳥取県では地上から水中を照射する投光器は使用可ですが、水中に沈めて使用する集魚灯は使用不可です。よく注意して使用するようにしましょう。
釣り用投光器の選び方
持ち運びの距離
車が横づけできる堤防であれば多少重くても明るい方がいいですし、逆に山越えをする様な地磯では多少明るさが少なくても軽量の方がいいでしょう。
海面からの高さ
足場が低ければ光量が少なくても問題ありませんが、海面から距離があれば光量の多い物がおススメ。
バッテリー容量(連続点灯時間)
実際に釣りをする時間に合わせ選んでください。
自分が釣りに行く状況を考えながら選んでもらえばいいと思います!
明るさの単位
明るさの単位にはカンデラ(cd)・ルーメン(lm)・ルクス(lux)があります。
ややこしいですが簡単に説明してみると下記のとおりです。
【カンデラ(cd)】
光で照らす範囲の中で一番明るい場所の数値で「光度」を表します。
【ルーメン(lm)】
光源からでる全ての光の量「光束」を表します。
【ルクス(lux)】
照らされた場所にどれだけ光が届いているか表す「照度」を表します。
【ワット(w)】
実際に消費される電気エネルギー「消費電力」を表します。
現在販売されている光の強さとなる目安はルーメンで統一されつつありますが、投光器に関してはいまだにワットを基準に明るさを表現しているメーカーも沢山ある印象です。
厳密に説明すれば【ルーメン(ワット)数が高い=明るい】は間違いなんですが、実際に商品を購入される時は単純に【ルーメン(ワット)数が高い=明るい】と思って選んで頂ければ大きく外してしまう事はないと思います。
一から説明すると非常に面倒くさくなってしまいますが、ざっくり自動車のヘッドライトが3000lm前後だと思って下さい。
大きさで選ぶ
小型
キャンプで使用しています。ランタンも使用していますが投光器はサイト全体を照らしたり周囲の木々をライトアップしたりで使用しています。充電式のため軽量でマグネットも付いているのでよく車の屋根にセットしています。夜中点灯しているわけではないので必要にして十分な明るさと使用感で重宝しています。他にも使用したいため追加の購入を検討しています。
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重量約0.45kgと非常に軽く、投光器としてはメチャクチャコンパクトな設計!
コンパクトなのに連続点灯時間は最大6時間と充分な使用時間。
足場の低い波止場や波のない磯場におススメ!
中型
期待どおりの商品でした。明るさは、十分です。気になる持続時間ですが、明るさの切り替えが2段階あって、
弱いⅡの方だと、8時間は余裕で点灯していました。これで、電源のない場所でも一晩安心して過ごせると思います。お値段は、そこそこですが、安物を買って後悔するより、信頼性の高い商品を選んで良かったと思います。出展:amazon
今回紹介した商品の中でカタログスペックは一番高い商品で!
確かに明るいですが、個人的な感想としてはカタログ上のお光量が出ているのか少し疑問なところ。
まぁ軽量だし、十分明るいので私は重宝してます。
大型
イカ釣りで使用しました。とっても明るくていい感じでした。欠点は、ライトに虫が寄ってくるので、帰宅後少し大変です。
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メーカーで選ぶ
ハピソン
自分が使った状況では(足場2mほど)十分に効果的でした。1時間かからないくらいで魚が集まりだして、アジのライズも観測できました。
当地では、まあまあのサイズのアジを数匹釣った所で姿が急に見えなくなったと思ったらカマスが回遊してきたので釣りを終了しました。
光の強さと範囲が水面との高さに依存していますから、足場の高いところでは効果的ではないかも。
堤防ギリギリに置くことが必須なので何らかの落下防止策が必須です。私はバンジーコードでクーラーとつなぎました。
今後も場所やシチュを変えて使ってみるつもりです。出展:amazon
スミマセン、こちらの商品だけ私のまわりでも使用者がおらず個人的な感想が言えないですが、ハピソンさんから発売されている釣り専用の集魚灯なので間違いないのではないでしょうか!
makita(マキタ)
makitaファンにはたまらない
フォルムだと思います。
俺は開封した瞬間興奮しました。
買ってよかった。
明るさは間違いなしです。
室内で点けると部屋の電気いらないです。
コードレスにもできるところが便利。
安値のものを買うならこちらを頑張って買ったほうがいいです。出展:amazon
さすがは世界のmakitaさん!
カタログスペック以上の明るさだと思います。
今回紹介している投光器・集魚灯のほとんどが実店舗で取扱いがなく、購入前に明るさなどを確かめる事ができなかったのですが、こちらの商品は大きめのホームセンターには比較的置いてあるので是非購入前に明るさの確認をしてみてください。
ビックリするくらい明るいですよ♪
補助器具も忘れずに
今回、投光器をご紹介させて頂きましたが、意外と注意しなければいけないのが≪ヘッドの角度≫です。
ハピソン意外の投光器は、釣り専用に作られていないのでヘッドが下を向かないのです…
足場が低い堤防であれば海面と水平に設置しても十分海中に光は届きますし、磯では地形を利用して設置すれば問題ないですが、いざ使用してみると、少しでも多くの光で海中を照らそうと欲がでてきてしまうものです。
そこで私はほんの少し工夫をして海面を照らせる様に改造をしています。
画像は本記事で紹介した【中型】の投光器です。
大型の投光器は重すぎて三脚に乗せるとバランスが非常に悪くなってしまったので、三脚と組み合わせるなら中型までがおススメです。
三脚
投光器を上に設置するための”足”なので安価な物で十分です。
ロープ
投光器を誤って海に落とさない様につないでおくためのロープなのでこちらも安価な物で十分です。ご自宅にロープがあればなんでもいいと思います。
万力
堤防では必要ないかもしれませんが、磯では活躍してくれます。磯の適当な岩に万力を設置し、ロープを結ぶための場所にします。
実釣記録
僕の夜釣りはほぼ100%投光器・集魚灯を使用してます!
↓の画像は私が投光器を使いビックリした例です。
投光器・集魚灯を点けしばらくするとイワシが集まってきました!
投光器・集魚灯を点けていなければ、このイワシの群れは自分の前を通過し回遊していってしまいますが、投光器や集魚灯を使用する事で、その場所にとどめておく事ができます。

こうなるとフィッシュイーター達は狂ってしまい誰でも簡単にターゲットを釣る事が出来ます♪
実際の釣果はこちら⬇︎
アジ
https://torilifeblog.com/tag/%e3%82%a2%e3%82%b8
ヤリイカ
https://torilifeblog.com/tag/%e3%83%a4%e3%83%aa%e3%82%a4%e3%82%ab
白いか
https://torilifeblog.com/tag/%e7%99%bd%e3%81%84%e3%81%8b
投光器・集魚灯がないと釣れないかと言うとそんな事もないのですが、間違いなくないよりあった方が釣果は伸びます!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
経験上、投光器・集魚灯を使用すると30分~1時間ほどでベイトが集まってきてます。
夏場なんかはトビウオが集まってくる事もしばしば。
今回は釣り用に投光器・集魚灯をおススメしましたが、釣り意外でも投光器は災害時やアウトドアにも使用できますので、一台持っていて間違いないと思います♪
みなさんも是非お試しあれ!