皆さん、電気ウキを使ったイカのウキ釣りをされる時どんなウキを使ってらっしゃいますか??
今回の記事は細かいスペックは抜きにして、良くも悪くもあくまで個人的な使用感をホンネでインプレしてみましたので参考にして頂ければ幸いです。
まず電気ウキを使って釣れるイカの種類はほぼ全てのイカが対象で、下に名前をあげた様なイカは全てウキ釣りで釣る事ができます。
・ヒイカ(ジンドウイカ) ・スルメイカ ・ヤリイカ(ササイカ) ・ケンサキイカ(シロイカ)(マイカ) ・アオリイカ ・コウイカ(スミイカ) ・モンゴウイカ ・アカイカetc
はじめに
イカ釣りに使う電気ウキはなんでもいい訳ではなく、基本的に2点発光の棒ウキがおススメです。
何故2点発行かと申しますと、イカがエサを食べてきた時のウキの動きは、3パターン。
・ウキが沈む。
・ウキが横に寝る。
・ウキが海面から浮く。
イカがエサを食べていてもウキがキレイに沈まない事が多々あり、1点発光のウキではウキが寝ているのか立っているのか目視するのが困難なため、断然2点発光の電気ウキがおススメという事になります。
またウキの浮力は1~5号。一般的に使用頻度が高いのは3~5号。
潮の流れ、波の高さに合わせて号数を変えていけば良いと思います。
HAPYSON(ハピソン)
電気ウキ・ライン結び器・エアーポンプ等の釣りに関する補助器具を販売されているメーカー。
【メリット】
本体の価格がそれなりに安価で、電池寿命がリチウム電池(BR435)1本で約15時間と長長時間使用可能となってます。
【デメリット】
使用と共に発光部分の接触が悪くなり、うまく点灯しなくなる事がありました。
また比較的軽量なので飛距離は短いです。
【総合レビュー】
点灯部分はすごく明るい訳ではありませんが、遠投しても十分視認する事ができます。
むしろ明るすぎず、長時間ウキを見ていても目が疲れにくいように感じます。
消耗品と割り切り使用するにはちょうどいい商品だと思います。
富士灯器(フジトウキ)
創業100年を超える実績のある夜釣り用品、エアーポンプ等を販売されているメーカー。
【メリット】
価格が抑えられている割には明るい使用になってます。
【デメリット】
電池寿命がリチウム電池(BR435)1本で約7時間と少し短めです。
【総合レビュー】
先に紹介したハピソンの電気ウキの競合商品にあたると思います。
ハピソンの商品と比較してしまうと電池寿命が短い気がしますが、海面に浮かんだ時のウキ本来の安定性はこちらの商品の方が勝っている気がします。
1本持っておいて間違いない商品だと思います。
【メリット】
視認性・耐久性が高く、比較的壊れにくい印象です。
【デメリット】
本体価格が高いのと、リチウム電池(BR435)2本使用して7時間は少し短い印象です。
【総合レビュー】
発光部分がグリーンのみの商品で、リチウム電池(BR435)2本使用とランニングコストは決して良くないですが、視認性も高く接触不良などもなかったので一時期愛用していました。
トータルでの安定感は抜群だと思います。
【メリット】
カラーチェンジができるので、他の釣り人のウキと違いがはっきりわかります。
先に紹介したウキは使用後に電池を反対にして入れておくと潮の影響でプラスチック部分が溶けてしまう事がありますが、この商品は使用しない時は電池部分を取り外す事ができます。
【デメリット】
比較的頑丈だと思って使用していましたが、やはり使用とともに接触が悪くなり着水時に点灯色が変わってしまう様になってしまいました。
【総合レビュー】
カラーチェンジが簡単で、隣の釣り人と違いを出したいときにおススメです。
また2~10号と号数が幅広く選べるので、他のウキにはない号数を使用していました。
LUMICA(ルミカ)
コンサートで使用するペンライトを製造販売されLED発光の技術力の高いメーカーです。
今回紹介する商品も、視認距離は約400mと非常に高くなっているのが特徴です。
【メリット】
非常に明るいのに、連続点灯時間は24時間と長時間です。
電池入れたてだと私には明るすぎる位なので、点灯部分に包帯なんかをとめる紙テープを巻いて使用し、電池が減り少し光量が落ちてきたらテープをはがして使用しています。
【デメリット】
電池がボタン電池(LR44)×4個と少し特殊なので、他の電気ウキとの互換性がないです。
発光部分の間隔が短かいので、ウキの傾きがわかりにくいです。
【総合レビュー】
現在愛用中です。
電池がボタン電池(LR44)×4個を使用しているので、電池の重量のおかげで他の電気ウキより遠投することができます。
点灯部分の接触不良になりにくいので、ストレスなく釣りに集中できます。
電池も本当は推奨品を使用した方が良いのでしょうが、私は4個100円の電池をダイソーで購入していますので、ランニングコストも他のウキより安く上がっています。
※全く問題なく使用できていますが、自己責任でお願い致します。
これから始める方はこちらがおススメ
これから始めようとされている方や、初心者の方はテーラーとウキの浮力のバランスだとか解らない事だらけで、今回の記事を読んで頂いてもよくわからないかもしれません。
そんな方にはセットアップ商品がありますので、こちらを購入でしてから仕掛けなんかをマネしていくのが手っ取り早いかもしれません。
何を隠そう私もはじめての時はこちらの商品を購入し始めましたが、同じ仕掛けを自分で作ろうと思うと結構面倒くさい程よくできた仕掛けが1か所結ぶだけで釣りを開始する事ができるというお手軽さなので入門用にピッタリです。
※中には発光体のないウキがセットになっていたり、1点発光のウキがセットになっているものがありますので注意して購入してください。
最後に
アタリを取るために一番重要な部分であるウキがうまく点灯しなかったり、光が薄くなってしまうとかなりのストレスになってしまいます。
快適に釣りを楽しむためにも、自分にあったウキを見つけてみてはいかがでしょうか。
電気ウキでのイカ釣りは初心者でも数釣りが期待でき、一度爆釣を経験してしまうと病みつきになってしまう事請け合いです。
是非お試しあれ!